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ハウル・ヂ・ソウザ [ブラジル音楽]

この人・・ハウル・ヂ・ソウザ。何となくですが今までアメリカ主導寄りのフュージョン畑のイメージが強かったブラジリアン・ミュージシャンていう印象が、私の中にとてもありましたけれど、やはりサンバ・ジャズが勿論、この当時アメリカのジャズの洗礼は受けてはいても、原点というか・・彼の出発点だったんですね。そういえばセルメン65のサンバ・ジャズのアルバムにも彼は参加していた。あの有名なデオダートも原点はサンバ・ジャズ。その中にも彼の名前はチャンとあった。

このソロアルバムはとても気に入っちゃいました。何たって彼の豪快なトローンボーンがブラジリアン・テイスト&グルヴィー感覚満載でジャケ同様に最高にイカしていて粋です。

その彼と、若き日のアイアート・モレイラ率いるピアノ・トリオのSambalanco・Trioの組み合わせ。彼のスティックさばきも、とっても絶妙。私自身、決してリアルで味わった時代ではないけれれども・・アルバム全体からこの当時の熱さは伝わってきます。とっても変な表現だけどオイラはドラマーヤクザなドラマーみたいだ。谷啓と石原裕次郎とかフランキー堺が・・もしも競演したら?サンバ・ジャズはやらないかぁ・・最近、疲れ気味で頭がおかしいので・・とてもメチャクチャな事を言ってる。



アルバムの最初の1曲目。イントロから軽快だ。




この時期からセルメンのデヴューアルバムにも彼は参加してるのかな?
いぶし銀です。こちらも・・両雄のバトルがとても素敵カール・ゴッチ門下生、横須賀在住の元プロレスラー木戸修みたいです。同じ曲が2曲目に入ってます。セルメンのデヴュー盤のこの曲と、このアルバムにも入ってる同じ曲、時代が5年位?開きがあり、当然アレンジは違いますが聴き比べると面白いです。


Copa7 [ブラジル音楽]

ホーン・セクションをバックに軽快で御機嫌なファンクを奏でる

70年代のブラジリアン・ファンク・グループモノは春到来を告げるに相応しい。

Banda Black Rioが東の横綱なら

Copa7は、さしずめ西の横綱かぁ。。70年代に米英以外のブラジルの地にこんなカッコいいファンク・バンドがいたとはBanda Black Rio、Trio Mocoto等々然り当時は知る由もなかった。例え知っていたとしても、とてもじゃないが消化が出来なかったに違いない

時間軸という枠を越えたとしても・・・それは、とても新鮮で刺激的な事なのだ。今の世の中は昔と違って選択肢も多いのは事実なのだけど、こういう類のモノを業界の方々はマニアチックに扱わないで欲しい。私は今こういう感じがタマラナク好きで旬なのです。









アマゾネス [ブラジル音楽]

発見・・タイトルに偽りなしエロ・ジャケのエキサイティング・ジャズ・サンバ・リズムのVOL3。

本家のJoao DonatoのAmazonasは、やはり素晴らしい。この間、買った・・この人にとっては毛色を変えたCal Tjaderのブラジリアン・フュージョンっぽいアレンジの骨抜きのAmazonasには、正直ガッカリしたが本家は骨太だった。オリジナルがJoao Donatoの曲と分かっただけでも収穫だった。




ピアノ・トリオ物も勿論素敵だが、ライブで再録されたバージョンもホーン・セクションが加わった事で違う表情をみせてくれる。を閉じると・・しばしアマゾンの密林の森林浴が味わえる気が少しはする。それともアマゾン川流域のマイナスイオンかぁ・・・。実際はコキタナイかもしれない。



ラパ地区 [ブラジル音楽]

ブラジルのリオのラパ地区?って・・現在のブラジリアン音楽の情報発信の場所らしい。そこで育ったホーンセクションを含む8人編成のバンドの2003年のデヴューアルバムをワンでオークションでGetしました。。多少の喜びもあったので記事にしました。

ガハフィエイラ







ラパ地区のライブハウスの地図。ジャンル別にライブハウスがある。行きたいなでも・・現実的に絶対に無理だ。叶わない夢物語。・・・入場料が600円~1000円だよ。日本は高すぎるんだょ

http://www.univer.net/1_nanbei/rep_vol01.html


このバンド・・。女性ヴォーカルをメインに軽いタッチのサンバ・ジャズっぽい演奏をしてUKのシリウスBと共通項がありますが・・目新しさはないけど、実にオーソドックスなスタイルにも関わらず、他にありそうで・なさそうなバンド形態。本場だけにこっちのが活きが良いし、デヴューアルバムでオリジナルは少ないのですが、スタジオ・ミュージシャンの集合体だけあって演奏力はあります。ローカルなB級だけど中々面白いバンドです。

ここで試聴出来ます。

http://www.amazon.com/Garrafieira/dp/B000696RDE

季節のチャンネル [ブラジル音楽]

アプリのおまかせチャンネル季節のチャンネル・春。

最近、おまかせチャンネルも殆ど聴いてませんでしたが流石良い選曲をしてくれます。選曲のトップには、春らしい曲を選んでくれました。

La Vem A Baianaジョアン・ジルベルトのレパートリーとしてもお馴染みの曲です。90歳の伝説マンゲイラのサンバのリーダーJAMELAO(ジャメラォン)のバージョンがピカイチなのですが残念ながらYouTubeにはありませんでした。しかし・・Samba Bossa NovaというPUTUMAYOのコンピュレーション・アルバムに収録されているJairzinho Oliveiraという女性のバージョンも中々素敵です。このPUTUMAYOのコンピのアルバム、ブラジル関連のモノも何枚かテーマ事にリリースされてますが、このアルバムは、ジャケの雰囲気がそのままの曲のイメージでオススメです。所謂、2000年以降のアルバムばかりを集めたアコースティックなMPB世代のアーティストが大半なのですが理屈抜きに楽しめます。





フルアルバムは聴いた事もなく・・コレ1曲だけですがガル・コスタとナラ・レオンを合わせた雰囲気を感じます。アダルトな魅力






マンドレイク・ソン? [ブラジル音楽]

のイタリア人パーカッショニストのサンバ・ジャズの単独アルバムは、結構以前から気になっていた。LPではもの凄い高値。

廃盤になったCDでも、あきらめずにその気になれば中古盤で納得する値段であるものだ。リリースがメジャーのEMIレーベルなので決してキワモノ的な要素の色濃い趣のアルバムではない。例え名前が売れてなくても素晴らしいアーティストって世の中には沢山いる。

マンドレイク・ソン1975年。2枚アルバムはリリースしているらしいが、CD化されたのは最初の一枚だけ・・詳しいプロフィール等は謎。

ブラジリアン・コンピュレーション・アルバムの傑作カルメン・ミランダのイラストの様なブルー・ノートのグルヴィーなアーティスト満載のBlue BrazilVol.1で、このアーティストはバーデン・パウエルのBERIMBAUを演奏している。ビリンバウ・・・弓矢の様な?てっきりブラジル民族楽器の弦楽器だと思ったら、これは打楽器の一種だとか。タマの様なのに共鳴するからか?







この怪し気のジャケがタマラナイ。




このビリンバウはホンとカッコイイですよ。空耳かビリンバウと聞こえるんですよ。
イントロが正真正銘のビリンバウの音の様です。その後女性ヴォーカルが登場サックスとピアノの絡みパカーショブな演奏形態中々良い感じです。





この曲もネーミングに偽りなしで良いです。

Soul Samba

2曲共テンションが高まります。



Once I Loved [ブラジル音楽]

ジョビンで有名なこの曲マタマタ曲比べ。O Amor Em Paz (Once I Loved)

各自、それぞれ持ち味&特色があります。ヴォーカルありインストありと普段・・再生回数も多いこの曲。CannonBall Adderleyの絵葉書みたいなアルバムでも好きな曲のひとつ。

Gal Costaも色んなアルバムで、アレンジを変えてこの唄を唄っています。

Yo-Yo Maさんのは初めて聴きました。

Joe Henderson・・・知りません。キャノンボールと聴き比べると何か新しい発見がありそうな気がします。











何だYoーYo Maさんのは埋め込み無効。素敵なのに・・・新しくなったYouTubeの機能はURLの表示もダメなのか?



オルフェのサンバ [ブラジル音楽]

元々はオルフェのサンバ映画黒いオルフェのエンディングのテーマ曲だったんですね。元々エンディングがハッピーでない・・もの悲しい映画なので、Luiz Bonfaのギターの音色この映画の中ではとてもマッチしています。しかし単にだけのみ聴く行為だけだと、余りに曲が短すぎて何かもの足りません。やはり映画とタイアップしてこそ活きる曲って世の中に結構あります。




80年代のナベサダでしょうか?。マイ・デイ・ア・ライフしてます。この曲不思議とサックスだと途端に元気が出てくる感じです。バックを固めているのはギターのToquinhoを筆頭に全てブラジリアン何でしょうか?カッコいいです。




今回注目はこの人。Charlie Rouce?初めて聞くお名前。ジャズ・ファンの方の中では有名な方なのでしょか・・・軽快です。ジャケがアフリカン・テイストにも感じます。グルヴィーなラテン・ジャズとも違う様な雰囲気の・・待ってましたこれも又、コンガを交えたラテン・テイスト風味が満載のブラジリアン・ジャズ・サンバです。個人的に一発で気に入りました。






Stan Gets、CannonBall Adderley等の連中との趣とは又違った味わいがあります。この間のIke QuebecのBossa Nova Soul Sambaもすこぶる良かったです。Ike Quebec夜中限定で聴くと眠りを誘い最高です。Charlieさんも午後のティータイムにもOK夜中も曲によってはOKというのは、このアルバムにもあるんでしょう?




Cai Tjaderもこの曲やってますね。この間・・参加メンバーの豪華さに騙されて・・Airto Moreiraがアレンジを担当したCai Tjaderにとっては異色な?はたして誰がメインなのか・・焦点が定まらないブラジリアン・フュージョンのアルバムを買って失敗しました。Verveからリリースされている格安な1000円以下のベスト・アルバムにはこの曲が入っておりYouTubeのモノよりは収録時間も長めの様で聴く価値は・・ありそうな気はします。


セルメンのインスト・アルバム [ブラジル音楽]

65より以前のアルバム。??このお買い得なCDが時間目一杯収録された(2ON1)は全てインスト・ナンバーのオンパレード。

キュートな声のワンダー・サーのヴォーカルをメイン従えた65のアルバムもホンとに素敵なボッサのスタイルでしたが・・このアルバムは数多い??インスト・サンバ・ジャズ・スタイルの中でも現時点では・・最高ランクのアルバムです。昔からこの類のアルバム等は数多くのアルバムを聴き込んだ訳でもないし、持ってるアルバム枚数だって大した事はない。本来はジャズ・ファンでもないし、正面から切り込むのはどうも敷居が高そうだしホンと偉そうな事は言えないのですが・・・。

一枚目のアルバム。セルジオ・メンデスの顔が写ってるジャケ。メンバーが凄い。米からアート・ファーマー、ヒューバート・ローズ、フィル・ウッズ・・・それにブラジルからはアントニオ・カルロス・ジョビン等々。このCDでは1966年となっていますが、どうやら正確には1964年にリリースされ原盤はATLANTIC盤の様です。
11曲の内訳はジョビンの曲が6曲、セルメンの曲が1曲、バーデン・パウエルの曲が1曲、それと意外だったのはカルロス・リラのナンバーが2曲収録されている事。この曲をインスト・ナンバーに見事に仕上げたセルメンのセンスには脱帽しました。
アルバムも、曲によってはサンバ・ジャズ・ピアノ・トリオのみの演奏に切り替えたりしたりアレンジの工夫が随所に見られます。要は各自の役割分担が明確でメンバーがデシャバリ過ぎず聴くモノを飽きさせません。メンバーではヒューバート・ローズのフルートの音色が特に印象的で、勿論セルメンのラテン・フレーバー溢れるエキサイティング溢れるピアノも一番の聴き所ですが・・・。

もう一枚のアルバムは、静に対して動のアルバムです。メンバーは殆どブラジリアンで固められている様子。アルバムのタイトルが、ザ・ビート・オブ・ブラジルブラジリアンだけど思いっきりジャズってます。前記のアルバムとはホンと正反対のイメージで骨太で重厚な曲が大半で、とてもカッコいいです。このアルバムではセルメンの曲が2曲。他ではブラジリアンサックス奏者のモアシア・サントスの曲が良かったです。唯・・彼は、このアルバムには参加してないようですね。このアルバムはリリースが1967年となってますが・・・




従来思い描いたセルメンのイメージとは違ってビックリですが、ザ・ビート・オブ・ブラジルに収録されていたセルメン作のこの曲はトロンボーンとサックスの絡みが迫力満点の演奏です。

よく分からないけど、このスタイルがブラジリアン・ハード・パップ・スタイルって言うんですか・・・


謎のグループ判明 [ブラジル音楽]

日々の日常に於いて少し気になっていた。謎のグループが判明した。てっきり60年代のブラジルのグループとばかり思っていたのだが、何と・・実体は70年代アメリカのシアトルで活動していたブラジル人の7人組のグループだった。アルバムは、たった一枚しかリリースしていないらしい。Papaya (パパーヤ)。本国ブラジルのボサノバの衰退期は60年代半ばで、丁度セルメンが渡米した時期と重なる。セルメンがアメリカンポップス路線に転じたのとは逆パターンで、時代も10年近くも違うのだが・・何故故にシアトルの地へ?。それとも彼等は現地在住のブラジル人だったのか?。何と日本盤がインディーズレーベルのヴィヴィトからリリースされている。一曲だけのみで判断するのは・・最近は失敗もあるので極力控えたいが気になるバンドではある。




スイマセン再度・・貼っちゃいました。リオの青い空とシアトルの乾いた風が溶け合うと・・そこには極上のボッサが生まれる。リオとシアトル地名を入れ替えても良いのですが




後・・・このアメリカのIke Quebecとかいうジャズ・サックス奏者のFavelaのナンバーも素敵ですね。何々ケニー・バレルも参加してますね。雰囲気が真夜中のボッサに最高。



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